そして千年の恋がはじまる…(蒼の軌跡)

管理人:菜蒼の日々。

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お誕生日おめでとうスナオさん(仮題)。

えっと。
a.b.s ネタで書いたお話。 まだ序盤のみ。
夢で見た部分と創造した部分とを組上げてみたら…
こんなん出来ちゃった、みたいな。


これからまだ続く(予定は未定。)。

彼らの事をネタに小話なんて! という方は回れ右ー。
スナオさんをネタにするなんて! という方も回れ右ー。


最初にお断りしときますが。
そのうち腐った感じに進むと思われるので、
そゆの苦手な人も要注意。




ま。 心の広ーーーーーーい方、ヨロシクです。






 聞こえてくるのは、自分の荒く浅い呼吸と乱れた足音。
 西に傾いた太陽の光が長く差し込む廊下を駆け抜けるのは、一体これで何度目?
 北側の渡り廊下を抜けて、新校舎の3階から2階へ。
 
 「ッ! ぅわああ!!!」
 
 …階段の途中に透明なテグスが張り渡してあったらしい。
 情けない声をあげてつんのめりながらも、たたらを踏んでどうにかとどまる。
 「ってマジですかコレ…下手したらオレ、死んじゃうよ?」
 きっとこれは柴さんの仕掛けた罠だろうなぁ…。
 なんか…もうオレ、泣きそうなんですけど。 
 
 「どーしてこんな事になっちゃったんだろ…」
 
 階段の踊り場に座り込んで、これまた何度目か解らないくらい繰り返した問いを、
タマシイ抜け出そうな深い溜息とともに吐き出してみたりして。



 あれは確か、先々週の水曜日。 
 生徒会役員の定例会で西川君が云い出したんだっけ。

 「じゃ、来月の全校集会にかける議題はこれでOKだね。
今日はここまでにしようか?」
 「岸くん岸くん、あんな? ちょっと聞いてもらいたい事あんねんけど!」
 「…西川君。今は議長とか、せめて生徒会長って呼んでくれると嬉しいんだけど?」
 「カッタイ事云いなさんなって。 
どーせ岸くんと柴さんとスナオさんとオレしか居らんやん。 
いつものメンツなんやからー」
 「はいはい。 で、何?」

 軽く咳払いなんかしちゃって、もったいぶった風で彼が切り出したのは
 「そろそろスナオさんの誕生日やん? 皆でお祝いせぇへん?」
という、生徒会運営とは何の関連性も見出せない話題だった。

 「ぇ、ちょッ、待ってよ西川君? 何を云い出すの!?」
 
 戸惑うオレの横では柴さんが
 「……三角帽子、クラッカー、」
 
 さすが副生徒会長 兼 書記の柴さん、買出しメモを早速……
 「って、だからそうじゃないっしょーー!!?」
 「スナオさん、ぅるっさぁーい! オレの発案に文句あるん?
あるんやったら挙手してから発言せぇや」
 「や、あの…文句っていうか、さ。 
もうイイ歳だし、皆でお祝いなんてそんな…別に」
 おずおずと手を挙げて発言したオレに、西川君は確か…
 「エエやん別にー。 幾つになろうと誕生日は祝ってもろてナンボやろ!
それに、『皆』云うてもこのメンバーだけやし?」
 普段スナオさんには色々と世話になっとるしなぁ とかなんとか。

 …その時点で既にアヤシイとは思ってたんだ。
 西川君の口から「世話になってるから」なんて。
 (いや、そういう事思わない人だなんて思っちゃいないけど。
むしろ誰よりもイチバンそういう事に神経すり減らすくせに、
なかなか云えない照れ性な人ってだけで。)
 そう、だから強硬に突っぱねても良かったんだけど…。

 自分が考えてきたプランを嬉々として語る西川君を見て
 「あぁー…楽しそうだなぁ」 なんて思っちゃったもんだから。
 そりゃぁもう嬉しそうに笑いながら、黒板に色々書いて説明まで始めるから。
 なんかもう、いっかなー なんて考えが過ぎった。
 投げやりになった訳じゃなくって、いっちょノッてみるか!? って気分になったんだ。



 「…今にして思えば。 
あの時、何が何でも『やめてくれ』って云っときゃ良かったんだよなぁ」
 そうしたら、こんな状況に追い込まれることも無かった。 はず。
 
 生徒会室で披露された西川君の持ち込み企画、
『お誕生日おめでとうスナオさん(仮題)』は、トンでもない代物だった…。
 西川君曰く『お誕生日祝いと鬼ごっこを足して2で割ったカンジ』だそうで。
 「どうしてその2つを足して割る必要があるんだろうね…?」
全くもって理解に苦しむそのプランの詳細は以下の通りデス。

・基本は鬼ごっこ(何故!?)
・鬼はスナオさん以外(だから何故!?)
・鬼からケーキを投げつけられたらゲームオーバー(だからどうして…)
 
 その他にも、制限時間は夜中の12時までだとか、逃げられる範囲は学校の敷地内だとか。
 敷地内って事で新・旧の両校舎とクラブ棟、さらに礼拝堂も含まれるらしい。

 放課後の誰も居なくなった学校で、鬼ごっこ…。
 イイ歳した野郎が4人も集まって、鬼ごっこ…。

 「有り得なさすぎでしょー?」

 踊り場の壁に寄り掛かってた背中が、ずるずると横へ傾いてく。
 リノリウムの床に頬をつけて『冷たくてキモチイイなぁ』
なんて思っていたら
 
「ス ナ オ ちゃあぁ~~ん? もうギブなん??
頑張りの足りひんお馬さんやねぇ~~♪」

 階段の上、橙色の西日を背に受けながら、片手のトレイにはホールケーキ。
 …有り得ない。 マジ有り得ない。 
 あのケーキ崩さずにオレを追いかけてきて、
尚且つ息も上がってないなんて。
 
 「あ! スナオさん今、オレん事『バケモノみたい』とか思ったやろ!?」

 ぇ。 しかも読心術も習得済みですか。
 その、馬の考えごとき分からいでか というような
表情は如何なんでしょうか。
 
 とりあえず。

 「三十六計ナントヤラ」

 身体を起こし、廊下を南方向へ猛ダッシュ。
 背後からは
「『三十六計逃げるに如かず』じゃボケエェェーーーーー!!!」
という怒号が浴びせられる。



 オレ、本当に今日、誕生日なんだろうか……

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テーマ:T.M.Revolution・西川貴教 - ジャンル:音楽

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この記事のコメント

…続いちゃうらしいよコレ…。
予定では次は西川氏視点でチョロッと書いてー
その後さらにスナオさん視点で書いてラスト、みたいな。

a.b.s をご存知ない方には不親切極まりないうえに
ご存知の方々からはブーイングの嵐が
巻き起こっちゃいそうな内容ですが。

ラストを書きたいが為に筆を走らせてみましたよ、と。


止まらないものは妄想で、したこと無いヤツは居ないんだよwwwww

2007-05-01 Tue 00:55 | URL | 菜蒼(ナオ) #-[ 編集]

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