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そして千年の恋がはじまる…(蒼の軌跡)

管理人:菜蒼の日々。

ワンコ完成。

いやはや、しんどかったッス。
自分で作り始めておきながらアレですが、
もうこんな面倒なん嫌や~(笑)。

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実物を見たこと無いんですが、フレンチブルドッグです。
ホントにこんな耳なのか?(いや、本に書いてある通り作ったんだけど)
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これで漸く、行った年と来た年が揃いましたー!!
今更感がありまくりですけどね……。
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仮題 『銀鈴』 3

『返礼。』

その時の僕の心臓はきっと、
地球をぐるり走った後と同じ速さで脈打っていた。
もしかすると口から飛び出て、其処いらを独り歩き出来る位に。
それほど僕は、緊張していたのだ。

学校帰りに、坂の下にあるあの舗へ立ち寄ったのが
そもそも緊張の始まりだった。

舶来の品々を扱うその舗は、昼なお薄暗い。
だからと云って埃に埋もれている風もなく、
硝子ケースには物珍しい品が小奇麗に並べられている。

その中で一際、心奪われたのが
蒼いリボンだった。
他の商品と同じく海を越えて来たであろうそれは
僕にとって容易い値ではなかったけれど
舗の主人は きちん と薄紙で包んでくれた。


心臓の早鐘は、鳴り続けている。
キミが通るであろう路で、僕は一人
じっと履き慣らした革靴の先を見詰めていた。



つづく。




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仮題 『銀鈴』 2

『見舞。』

その日も僕は、キミにこっそり挨拶をし
いつもの電車に乗り込んだ。

昨晩から続く雨が車内の不快指数を上げている。
常にも増して多い乗客に辟易し、
学校のある駅ひとつ手前で降りる事にした。

ホームのベンチに座っていると、規則正しい雨だれの音。
どこかの雨樋が外れてしまっているのだろう。
乗降客はおろか駅員さえ居ない。
聞くとはなしに聞いているのは雨音だけ。
自然、眠気がやってくる。

 うつら  
  うつら。



鈴の音が聞こえたのは、気のせいだろうか。
夢か現か判然としないまま瞼を押し開ければ、
其処には蒼天が広がっていた。

いや、今日は雨だ。

その蒼が、
僕の顔を覗き込んでいるキミの眸だと気付いた刹那


 ぺろり。



口唇の端を舐められた。

驚いて椅子から跳ね起きた僕に驚いたキミは
飛び退って ちりり りり 鈴を鳴らして駆け出す。
「あ、あのっ!」
云わなくちゃ。 お礼を。 云わなくちゃ。

「ありがとう、心配してくれて。
僕はもう、大丈夫。 大丈夫だから。」

必死になって告げる僕の焦りを他所に、
すい と視線を逸らす。
キミはいつもどおり、悠然と歩いて改札を抜けていった。



つづく。



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仮題 『銀鈴』 1

『挨拶。』 
 
 ちりり。 ちり。

今朝も聞こえる、鈴の音。
通学の途上で僕は思わず足を止める。

 ちりり。 りり。

後ろから近付いてきた音は、やがて横を通り過ぎてゆく。

 ちりりりり。

嗚呼。 今日もキミに会えた。
気付かれない様、過ぎ行くキミの姿を視線で追う。
声を掛けたりしたらきっと逃げ出してしまうだろう。

蒼い瞳 きりり と上げて
歩みはいつも迷い無くしなやか。
銀灰の毛先が さらり 風になびく。
寂びれた街に不似合いな、異国風の貌立ち。
華奢な首元には銀の鈴。 誰かからの贈り物だろうか。

その背中に向けてちいさく、「おはよう」。
ひっそりと挨拶するのが僕の習慣になっていた。
聞こえている筈もないけれど。



つづく。



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What are little boys made of? ~sweet honey~ (鋼練)


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